私が小学生の時、姫路市長を務めた祖父が亡くなりました。
その葬儀で、祖父は本当に多くの方に愛されていたのだなと、子どもながらに感じ、
祖父が空に吸い込まれていくのを眺めながら、私は生まれて初めての夢を描いたのです。
「祖父のような人になりたい!」
高校時代のオーストラリア留学や、大学でのフィリピン留学も、より広い視野を得るための決意のひとつでした。
大学卒業後は航空会社に就職し、国際線パーサーとして、世界中のたくさんの人や暮らしに直接ふれることができ、
それぞれの地域の強みや課題を学ぶことができました。
しかしながら、海外に視野を拡げようとすればするほど、見えてきたのは身近な暮らしへの想いだったのです。
改めて感じられた日本の素晴らしさ。
日本を、そして何よりも、家族で住むこの街を大切にしたい。
私が海外で得たものは、この街への、品川への地域貢献の決意だと気付きました。
20代のおわりに、ある政治家の先生の私塾生として、初めて生の政治について学ぶ機会を得ることができ、
それを機に、会社勤務の傍ら「地域貢献とは言うけれど、自分には何ができるのか」ということを
何年もかけて深く考え続けてきました。
「祖父のような人になりたい!」
私が出した答え。結局、それは幼い頃の夢にあったのです。
体温が伝わる距離で、街の皆さんの声に真剣に耳を傾け、行動にうつしてきた祖父…。
私も皆さんの暮らしの声のひとつひとつに耳を傾け、できることを少しずつ積み重ねていきたいと思います。
家庭のこと、子育てのこと、学校のこと、生活のこと、福祉のこと。
困っていること、分かりにくいこと、もっとよりよくできること。
皆さん一人ひとりに、身近で実感してもらえる地域貢献に尽くしてまいります。
雫のひとつひとつが、やがて大河を生み出すことを信じて。